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種とり人5 姫路勘兵衛れんこん ロータスファームはらだ 原田茂宏さん (姫路市)

      2016/01/29


兵庫県姫路市大津区。
ここででは、大正時代からレンコンの栽培が盛んに行われてきました。
現在でも、有機の米ぬかと鶏糞を使い、
安全で、美味しいレンコンを栽培している方がいます。
原田茂宏さんです。

姫路市大津区は、埋め立てから160年、
江戸時代末期、海が埋め立てられてできた土地です。
埋め立てられた当初は、米が作られていました。
昭和十五年に日本製鉄(今の新日鉄)の広畑製鉄所が稼働し、
その時の近隣の畑3割以上のがなくなりました。

原田さんのころどもの頃も、米の栽培が中心で、
レンコンの栽培はごく一部だったそうです。
いつから蓮根が栽培されはじめたのかは、はっきりしないが、
本格的に栽培され始めたのは戦後、
国策で減反が行われたためだ。

現在は、栽培している農家は多いそうですが
自家用が多く、販売している農家は10件程度だ。
そんな中でも、原田さんは直接消費者に安全なものを、と
直販にこだわっています。

2011.3.18 撮影

 - ひょうごの在来種保存会

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